ラモーンズ・ファン・クラブ・ジャパンは1992年にジョニー・ラモーンから「ファン・クラブをやってみろ」という指令を受けたのがはじまりです。私は最初はファン・クラブには入りたいのであって、運営などやりたくないとその指令を頑なに断ってきましたが、1988年からスタートしたジョニーとの文通で何度も何度も背中を押され決意。当時ファンジンを作っていたファンたちと運営をスタートしました。
『LOCO PRESS』という会報と『LOCO TIMES』というニュース・ペーパーを発行し、来日時にはファン・クラブの会員を楽屋に連れていくミート&グリートを開催、サイン会、さらには往復はがきで「ラモーンズのメンバーのサインを全員プレゼント」などという無茶な企画を決行。また海外へライヴ観戦ツアーも計画。ラストショウの南米アルゼンチンにも会員とともに行きました。当時こんな企画や活動を続けられたのも、メンバーがみな日本を好きだったこと、また日本のファン・クラブを応援し、協力してくれたからでした。

1996年にバンドは解散し、同時にファン・クラブも活動を休止。しかしバンドがなくなったのにも関わらず、ラモーンズの評価は世界中で大きくなり、遂に現役時代には相手にしなかったアメリカでもロックの殿堂入りを果たしました。日本でもバンドが存在しないのに「会員になりたい」という問い合わせが何年も続いたことから、2000年に再びファン・クラブの活動を再開することをジョニー・ラモーンへ伝えると「日本のファン・クラブのためなら何でもするから続けてくれ」と言われ活動を再開。しかし2000年以降はメンバーが次々と他界してしまいます。しかしソロで活躍するメンバー、そしてジョニーの意志を継いで現在も活動を続けています。

ラモーンズ・ファン・クラブ・ジャパンは営利を目的としない私設のファン・クラブです。日本におけるメンバーの活動をサポートすること、ファンのコミュニケーションの場としての活動を支持するスタンスを明確にし今後も活動していきます。

※写真はジョニーに「ファン・クラブをやる」と伝えた手紙の返事。you start ramones fan club japan sounds great. I know you will do a great job.I have a lots of confidence in you. (お前がファン・クラブをスタートするのはいいことだ。お前はいい仕事をすると思っているし、本当に信頼しているんだ)

 ラモーンズ・ファン・クラブ・ジャパン会長
畔柳ユキ
2012年10月8日

テキスト及び写真 : 畔柳ユキ / Ramones Fan Club Japan (c)RAMONES FAN CLUB JAPAN
ALL TEXT & Photos by (c)yuki kuroyanagi & (c)RAMONES FAN CLUB JAPAN

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