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こんにちわ。カイチョー・ユキです。
大変ながらくお待たせしました。
2009年4月に来日したマーキー・ラモーン&ブリッツクリーグ来日リポートをお届けします。
トミー・ヒルフィガー・デニムのマーキーのグッズ発売記念プロモーションも含まれた『PUNKSPRING 09』ライブ・パフォーマンスの為に来日した彼ら。
今回、私はFCのミート・アンド・グリートも一緒にやらせてもらったトミー・ヒルフィガーのイベントに同行させてもらい、新幹線の中や楽屋で、くだらないことから、シリアスなことまで、いろいろと話を聞くチャンスがありました。そのおかげで、今回初めて「今のマーキー」の気持ちや考えが、何となくだけど(なるほど…)と理解できた気がした来日でした。そのあたりを私なりのリポートで報告してみたいと思います。 |
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ファン・クラブのミート・アンド・グリートをとにかく実行 ! するために奮闘する ! ?
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マーキーの『PUNKSPRING 09』参戦が決まった。と同時に、来日中にどうやら、マーキーが企画したトミー・ヒルフィ ガー・デニムから発売されているTシャツなどのカプセル・コレクションの宣伝イベントもあるらしいという話が私のところに飛び込んできた。
とはいえ、FCと企業はまったく関係がないもんで「へぇ、じゃあ、イベント見に行こうー。写真撮らせてもらおー。」と、お気楽ノリでFCスタッフも最初は来日をただ待ってました。
しかし、来日する以上、マーキーとのミート・アンド・グリート(以下略してミーグリ)は、どうしてもやりたいっ!ってことで、さっそく関係各位に問い合わせてみると、かなりの過密スケジュール。50歳を越えたベテラン・パンク親父に(このスケジュールは大丈夫かい?)と心配になるような朝から夜までびっしりな日程。しかも日本滞在の実質4日間のうちに、名古屋・大阪・東京のライブ3本にトミー・ヒルフィガー・デニムの宣伝とイベントもこなす上に取材やラジオ番組出演など(私の関係番組にも出演させちゃったけど…苦笑)どう考えてもFCの「会員と会ってサインもらったり、ご飯食べたり」なんていう「のらりくらり」なリクエストは速攻 "却下"されそうな勢いだ。
とはいえ、少ない来日のチャンスは生かさねば、いつ死んじゃうかわかんないラモーンのこと(←ごめん)。どうしてもFCミーグリは決行せにゃ!!と意を決して企業を訪問してみました←たかがFCなのに頑張るでしょ?(笑)
しかしトミー・ヒルフィガーの人は良い人ばかりでした。しかもすごく協力的で「みんなでマーキーを盛り上げましょう」「うちのイベントの時にFCのミーグリもいいですよ」と親切な提案。というわけで、トミー・ヒルフィガー・デニムのスタッフの方達とも一致団結。さっそくFC会員にミーグリ開催のお知らせとインビテーション・カードを送る毎日が始まりました。そうそう、FCのイベントだったら、あんなにゴールドのかっこいいインビテーションは作れないのよ(笑)。 |
カイチョー・ユキ提供のオリジナル写真
@トミー・ヒルフィガー・デニム店内。
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トミー・ヒルフィガー・デニム・イベント @大阪編(4/4)
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マーキー達は4/2無事に来日。
翌4/3は名古屋の『PUNKSPRING 09』に出演。
私は見てないけど、名古屋の友だちや会員から、ライブが楽しかったとか、どの曲をやったとか、いろいろとメールが届き、みんなラモーンズ・ソングを満喫し、楽しそうな様子が伝わってくる。ちなみに友だちはオールド・ラモーンズ・ファンでラモーンズのライブも体験している。会員の方は20代のラモーンズ未体験ファンだけど、どちらも「楽しんだ」とメールしてきてたから、まあ、ライブの出来は良かったんだろう…。
私はラモーンズを見るわけじゃないから、ソロ・ラモーンが来日する時はラモーンズじゃないけど、楽しもうという気持ちで見るというか…もうそうしか見れない。ジョーイが歌ってジョニーがモズライトを弾くわけじゃないからだ。でも、それでも2009年に見れるラモーンはこの形しかない。だからそれを楽しむしかないというのが本音。でも、ラモーン未体験組にとっては、その数少ないラモーン(風)を味わうチャンスであるのは確か。だから楽しんでほしいなとも思っている。
マーキーの機嫌が良いといいなあ、と思いながら私は大阪入り。正直ラモーンズ時代のメンバーは、モンテ・メルニックという超敏腕ツアー・マネージャーがいつも仕切っていたので、機嫌が悪かろうと、何だろうと、全てのことは順調に進んでいた。とはいえ、ラモーンズのメンバーがファンとのミーグリで不機嫌なことは一度もなかったけど、今回のマーキーの来日は、とにかくスケジュールがタイト過ぎてご飯を食べる時間もなかったみたい。気の毒なくらい過密。
今だから書いちゃうけど、例えば大阪でPUNKSPRINGでライブをやり、終わったらそのまま移動の車に飛び乗り、トミー・ヒルフィガーのイベント会場に到着し、集まった150人くらいのお客様とFC会員、全員にサインと写真撮影に応じ、終わったと同時に新大阪駅に移動し新幹線に飛び乗る!という具合。さらに新幹線の中では、FCのインタビューもこなし(←結局やらせているのは私ですが・笑)、イベントのスタッフと取材に関する車中ミーティングもこなし、一日が終わるという感じ。だいたいこんな感じで毎日が過ぎた。 |
新幹線の中で友人制作のラモーン・イーグル・ネックレスを見せるマーキー。
大阪のトミー・ヒルフィガー・デニム会場には、遠くは九州からやってきた会員や、PUNKSPRINGの会場からマーキーだけ見て、他のバンドは諦めて駆けつけた会員もいたりと、気合いの入ったファンが勢揃い。それぞれ持ち寄ったものにサインをもらい、さらにトミー・ヒルフィガー・デニムの用意したポラロイドでツー・ショット写真を撮影してもらい、さらに自分のカメラでも撮影してもらい、おみやげにトミー・ヒルフィガーのロゴ入りスティックまでもらい、ドリンクまでご馳走になれるという、もう企業ならではのいたれり、つくせりの大サービス。ありがたいーーー(笑)。
ぶっちゃけ、ラモーンズだったら、こうはいかない。マーキーだけ、ソロだったから、時間の猶予もあったし、一人一人のサービスも可能になったよなあ、とは思う。それに企業のプロモーションも兼ねていたわけだから。だからこのイベントにあやかったFCは、棚ぼたでめちゃめちゃラッキーな思いをさせていただきました。そんなこんなで、トイレにも行かず、何も食べずにサインと写真撮影に応じ続けたマーキー、えらいっ。これまでのマーキーは機嫌が今いちだったり、ま、いろんなこともありましたけど、今回はかなり頑張ったと思います。だってサインと写真撮影にノンストップで2時間以上だよ。 |
履いてきたスニーカーにサインをもらうキッズ・ファン。
この後、新幹線に飛び乗ったマーキーがしたことは、今日のPUNKSPRINGのライブの出来や音を、ギターのアレックスと共に録音したPCでチェック。今回のマーキーがこれまでのソロ来日と少し違っていたのは、とてもバンドらしくまとまっていた点。
前回の来日はVo.のデイビッド以外のメンバーを日本で調達した即席バンド。正直バンドのスピリットなんてまるでなかった。それでもラモーンズ・ソングをやることで未体験ファンが満足するならそれでいいだろうというのが私の考えだったけど、じゃあ、体験組はどう思ったかといえば、そんなパフォーマンスでラモーンズの曲をやられても満足どころか不愉快ですらあったねというのが本音。ライブはカバー・バンドみたいで楽しんだけどさ。
それでも、それが今ラモーンズを表現するマーキーの方法だというなら仕方ないと諦めて、家でホンモノのライブDVDでも見ている方がよっぽどいいや、と思うしかないのだ。ただ今回はそんなこれまでの反省を踏まえてなのか(?)、バンドとしてちゃんと機能していたとは思う。だから大阪から東京に向かう新幹線の中でも、まともな話ができたんじゃないかな。
「どうせラモーンズの曲を演奏するなら、SEに「続・夕陽のガンマン」を使ったら?」とか「どうしてオリジナル曲をやらないの?」とか、私が本音で質問できたのも、それをちゃんと聞いてくれるだろうという雰囲気が今回のマーキーにあったから。
ちなみにこの二つの質問に対してのマーキーの答えは、「このバンドはラモーンズじゃない。だからSEに「続・夕陽のガンマン」を使ったらラモーンズと同じことをする事になってしまうだろう?」という意味深な答え。これは、どう捉えるべきだろう? 今ここを読んでいる人が解釈すればいいと思うと前置きして、ちなみに私はこう考える。フロントにジョーイ、ジョニー、CJ(もしくはディー・ディー)のいたラモーンズを再現できるわけがない、あの時と同じことはできないのだ、というこの3人のバックで叩いてきたマーキーなりの諦め(?)か決意。大袈裟かもしれないけれど。 |
マーキー、会員の林田君、カイチョー・ユキのスリー・ショット。
(写真提供 : 林田君・thanks!)
もうバンドはないんだから同じことをやっても仕方ないという考え方。はたから見たら、ラモーンズの曲をやっていること自体がノスタルジーだと思っていたけれど、実はそうは言っても「あのラモーンズ」は再現できないんだ、というノスタルジーに浸れない現実。そうゆうものがあるんじゃないか、と新幹線の中で隣に座って真面目な顔して話すのを聞き思いました。悲しい感じもするけれどミュージシャンとしてこだわりも垣間見たような、そんな感じ。などなど、
こんな感じで話をしてたら、あっという間に夜中の東京に到着しました。 |
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PUNKSPRING 09@TOKYO → FCミーグリ(4/5)
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東京PUNKSPRING 09の楽屋。左の肩にTATTOが入ってます。
東京のPUNKSPRINGは、なんと登場がトップ・バッターの昼すぎ。トミー・ヒルフィガー・イベントが入っていたというのもあると思うけど、ラモーンなのに最初というのが少し違和感。とはいえ、マーキー以外のメンバーはほとんど新人同様だから、まあ妥当なのかな。
楽屋に行くと、ベースのクレアが一人でベースの練習をしていて、私を見るなり「あなたがユキ?いろいろ話は聞いてるわ。会えて嬉しいわ」と挨拶。ルックスの派手さと違い、ナイスでフレンドリーな女性。(マーキーは私のことを何て説明したんだろう)と想像しながら、マーキーに「調子はどう?」などと挨拶。するといきなり「何でお前は自分の本をもっとちゃんと紹介しないんだ?」ときた。『I LOVE RAMONES』のことを言ってるのだ。
私はもう自分の気持ちを書きつくしたし、売れるか売れないかは出版社の仕事で私の仕事じゃないし、だいたい自分は書いたことでもう満足しているから、売って金を儲けたいとかいう気持ちは微塵もない。自分の仕事はちゃんとあるしと説明する。でもマーキーはなぜか「ちゃんと宣伝しろ」とジョニーが言いそうなことを言うので、ちょっとドキッとする。ラモーンズ時代、マーキーは商売に対してなんだかんだ言うタイプじゃなかった。でも自分でトミー・ヒルフィ ガー・デニムと仕事するくらいだから変わったのかな。とにかく宣伝しろと何度も言っていたし「俺はサポートする」とも言ってくれて驚いた。誰かが私の本に対してサポートすると思ってもいなかったから。それは出版社のセリフだと思ってたし。まあ、マーキーのことも書いてあるからかもだけど、(内容は読めてないと思うが・笑)。マーキーは、その後ここに書けないいろんなラモーンまわりの人達のことを、あれやこれや私に忠告。「あいつはビッチ」だとかいろいろ(笑)。これ以上は活字にできません(笑)。 |
リハーサル中はカメラ目線な上に笑顔もサービスです。
そしていよいよ、ライブがスタート。
昼間だというのに、広い会場は若い観客で埋め尽くされていた。もちろん他のバンドも見に来てるわけだけど、昼からいきなり「HEY HO LET'S GO」は、盛り上がりにはもってこいだよね。ざっと見積もっても3000人はいたと思う。おそらくラモーンズを見たことない若い子たちばかり。とにかく盛り上がった。
ライブの様子はラモーンズばりに30~40分をノン・ストップでプレイし続ける。息つく暇もない、あのライブ・スタイルを、だ。今回思ったのは、前の3人が全力疾走ライブについてくのがやっとで、あのラモーンズのライブを再現するのって実はもの凄く大変なことなんだというのを再認識。ラモーンズを見ていた当時は、パンクのライブはこう疾走感があるのが当たり前なんだと決め込んでいたけど、そういや、他のバンドでこんなに走り続けるステージあるかな? ないよ。そう思った。たくさんライブは見てるけど。休む間は必ずあるもんね。ラモーンズの凄さは、やっぱりライブを体験しなきゃ、わからない。CDだけじゃ伝わらない。しみじみそう思った、今さら。
だから、追いついていけてない前の3人を見ていると、どうもイライラする自分(苦笑)。
いや、彼ら3人は一生懸命やってました。手もぬかず本当に頑張ってたホントに。でも、言いますけど、あれはラモーンズじゃなかった。当たり前だが。ついそうやって見てしまう自分に反省しつつもイライラ(笑)。けど、マーキーもそう思ったんじゃないかな、と。ふと新幹線の話を思い出しつつ、そう思ったりして。だって、完璧なステージを何十年とバックでこなしてきてたわけで、私がイライラしている感じをマーキーも味わっちゃったかなと、勝手に思ったりして(笑)。 |
今回マーキーが制作したカプセル・コレクションTシャツ。
で、無事にライブも終了し、夕方からは東京のミーグリとトミー・ヒルフィガー・デニムのイベント。東京の会場も革ジャン軍団が集結し、おおよそトミー・ヒルフィガーのお店にマッチしない人種が大集合(笑)。ここでもマーキーはサインと写真撮影に2時間以上を費やし、無事に仕事を終えました。私はその場に残っていたFCの会員の人達とノリで夜ご飯会に行き、オプションな感じで思わず楽しい時間を過ごせて疲れもとれました。ありがとね。今度はちゃんと企 画していろんな会員と会って話したいっすね。 |
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FCの取材とトミー・ヒルフィガー・デニム主催のライブ(4/6)
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最終日は、これまた超過密スケジュール。
朝9時にラジオの収録がスタート。(私の番組ではありません)。それをこなした後、昼前に私が関係しているFM YOKOHAMAの番組収録にやってきた。FC会長がいるというので、本人気楽なムード。気楽すぎて「えーっと、あのアルバムのあの曲なんだっけ?」みたいな質問を私に合図してくるのもまずいです(苦笑)。ラジオでそのまま流れちゃうでしょう。でも本人NYでも自分のサテライト・ラジオをやっているせいか、慣れていてスムーズに終わりました。
朝9時から動くマーキー御大は、午後からライブ会場となるローリング・ストーン・カフェのリハーサルに突入。ここでいつになく念入りなリハをこなし、夕方からは取材に。 |
スタート!!
本番中。またカメラ目線(笑)。
熱気でカメラのレンズが曇ってしまった終了時のショット…@RSC
FCの企画は私が以前からやりたかったプレイヤー・インタビューを決行。バンドのことではなくドラムのことね。(このインタビューは別の形でお届けします。)
ぎっしり詰まった取材を嫌な顔せずにこなしたのはさすが。そしていよいよ夜のライブに突入。始まる前からロープ1本で最前列を仕切ろうとする無謀なセキュリティに(大丈夫なのか??)と不安を募らせるも、ステージは私の仕事じゃないし。
フォト・ピットで映像を回してくれているスタッフに「もし客のダイブとかなだれ込みとかあったら、すぐに逃げていいから」と注意を入れ、自分もカメラをもって右端で待機。
このライブ、なんとタダ。無料なのだ。さすがトミー・ヒルフィガー・デニムのプロモーション。万歳!!というわけで、もう会場にはマックスの観客が…。ほんと怖い。ロープ1本。これまでアメリカで東京のハード・コア・ライブでと、いろんな修羅場を見てきているから、私は慣れていたけれど、死人が出ても知らないぜー、という空気がばりばりあ りました。
さて、いざライブが始まると、当然ぐちゃぐちゃにはなったけど、秩序ある日本人は偉い!てな感じで、かろーじてロープの意味を理解していた様子。むしろ、ステージ・スタッフが慣れない(?)大混乱の状況に、マーキーに「ライブを一時中断してください」の紙を見せて中断を促す。私は(ラモーンズなんだから止めるなよぉー)と心の中で思っていたら、やっぱりやめなかった。偉い(笑)。演奏中断なんてラモーンズのライブではあり得ない。客は自分の責任で暴れろってことなんだ、この手のライブは。硝子の窓ガラスは熱気でびしょびしょになり、あまりのジャンプに下の階の壁にヒビが入ったらしい(笑)。それだけ盛り上がったライブになった。ここに集まったお客さんは、マーキーが見たくて来たわけだから、大合唱もあり大盛り上がり。みーんな満足しただろう、私を除いて(笑)。
ライブ後には質疑応答などがあり、マーキーはFCパーカーを着て登場。やたらとカメラ目線なのはありがたいんだけど、ちとサービス良すぎラモーンなんだから、もっと普通でお願いします(笑)。 |
ライブ終了後、FCパーカーに着替えて登場。しっかりロゴを見せて撮影に協力。
マーキーえらいっ!
と、かなりざっくり書いたリポートになりましたが、こんな感じでした。
私は最終日のライブも歌って撮って楽しんだけど、内心はフラストレーション溜め込んだまま帰宅。その後の数日間は『It's ALIVE』のDVDを自宅でずーっとたれ流しにしていました、払拭したくてね。本当のライブを見たいという欲求が充満したからです。あの日のライブでエンジョイした人には「ごめんなさい」。あれはあれでいいんです。ラモーンズの曲を演奏するブリッツクリーグというバンドのパフォーマンスは最高でした。そこから生まれる何かもあるはず。
でも、私には「違った」ってことです。自慢ではなく、ジョーイの声を聞いて育ち、ジョニーのモズライトを何年も見て来たファンにとって、比べる気はなくても、もう体で覚えてきたものが完全に違うということ。それだけ。まあ、なんというか、家のカレーが一番おいしいと思ってた人が、外の有名店のカレーを食べておいしいと感じても、どうしても違うみたいな(笑)。
でもラモーンズ未体験の人は、疑似体験をしたら今度は『It's ALIVE』のDVDを見ればいいと思う。そうすれば、今でも本当のラモーンズの良さはわかるんじゃないかと思う。少なくともマーキーが叩いているのはラモーンズのエイト・ビートだから。それにしても今回あらためて良いDVDがリリースされてホント良かったと改めて思っちゃいました…。 |
ラジオ収録スタジオにて。
と、これが今回の私の見た正直な感想。ちなみにマーキーのリクエストで撮った自分の本を持った決めポーズ写真は、マーキーのマイスペースに一度は掲載されましたが、管理者によって削除されたそうです。原因はたぶん、このFxxkサインのポーズですな。(だからやめた方がいいって言ったのに・笑)。けど、マーキーが気に入ったわけだから、今回せっかくなのでここに掲載しときます。それから昔あげたとばかり思っていたFCの黒いパーカーを「欲しい」と言われ、贈呈(←遅い・笑)。この日のライブ後、汗まみれになったので、FCパーカーに着替えて登場してくれました。
現在、ベースのクレアから「今LAで新曲も含むリハーサルをやっている」とのこと。
マーキーがいよいよ自分のバンドで活躍をスタートしてくれるかも知れません。そこには大いに期待したいです。
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All photos by Sumie.
2008.09.04
テキスト及び写真 : 畔柳ユキ / Ramones Fan Club Japan ©RAMONES FAN CLUB JAPAN
ALL TEXT & Photos by ©yuki kuroyanagi & ©RAMONES FAN CLUB JAPAN
記事及び写真の無断転載を固くお断りいたします。 |
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