裏バナシ・その1。
全国で公開できなかった事情とは、映像を流すデジタル映写機が設置されていない所では映像を流せないという、非常に物理的な問題だっただけに残念。またカイチョー・ユキを含む映画製作スタッフは、アメリカのラモーンズ関係事務所が提出してくる厳しい権利関係をクリアせねばならず、劇場公開どころか、DVDのリリースさえ危ぶまれる状況だったことで相当苦労した模様。その理由は、ジョニー・ラモーンの映画=「個人だからラモーンズの映画ではない」という理由。ええっ?? そんなですが、実際アメリカのビジネスマンはこんな考え方なんです。よって、ラモーンを映画のタイトルに付けることは出来ないとかなんとか・・・??!! 「ものすごく面倒くさかった」(by カイチョー・ユキ)
内容はまだ観られていない会員の人も沢山いるので、ここではカット。現地LAでは6月29日にジョニーとディー・ディーのお墓でプレミア・ショー公開。墓場で映画流しちゃうアメリカって国もさすがだが、あいかわらずド派手な衣装で登場のリンダ・ラモーン(いつの間にかラモーン姓)と友人たちで大いに盛り上がったそうだ。リンダには現在個人マネージャーも存在し、ジョニーをリスぺクトする人たちのために、ジョニー・ラモーン・アーミーに関わったり、商品の販売許可等ビジネスも展開していく様子。肝心のメンバーが亡くなっていることもあって、ラモーンズはもはや関係者の言葉や家族の手によって動かされ、語り継がれて行くことになっていくであろう。そしてその家族以外の人間も多く登場し始めた年でもありました。 |