会員の皆様、お待たせしました。2006年最初のネタは、先日風邪をひいても元気に帰って行ったマーキー・ラモーンの来日公演です。可能な範囲でのツアー・リポートと新星デイビッド直撃Q&A、FCスタッフのコメント付きでお送りします。写真もたっぷり。お楽しみください!ちょっと長いけど、頑張って読んでね♪

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1/14(土)東京・六本木 ドルドラム
       
Welcome To Japan Party
1/15(日)東京・二子玉川 ピンク・ノイズ
1/16(月)千葉・稲毛 ケーズ・ドリーム
1/17(火)東京・渋谷 クラブ・ブエノス
1/18(水)大阪・心斎橋 キング・コブラ
1/19(木)愛知・安城 レディオ・クラブ
1/20(金)静岡・浜松 ジャパン・フォース
1/23(月)大阪・寝屋川 ヴィンテージ

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■'06/1月初旬
来日1週間前の某日・・・
FCにマーキー本人からメールが届く。
内容は今回の日本ツアーに関しての状況伺い・・・。「フライヤーはあるか?音楽雑誌にツアー告知は載ってるか?チケット売れてるか?」など、まあ色々・・・。今回マーキーを招聘したエマジャンという新しいプロモーターについて、FCは全く知らない上に、音楽雑誌はDOLLやラモーンズ・マニアな編集長が所属するCROSSBEAT誌にすら、来日告知がされていない。宣伝をしない「プロモーター」に不安を覚えつつ、とりあえずそれを正直に報告。「チラシもなく音楽雑誌にはどこにも掲載されてません」。で、当然「なに??」っちゅーメールがマーキーから届くも、この時点でFCはHPに「載せたけど」と答えるのみ。暗雲立ちこめるマーキー来日公演を心配しつつ、FCは、その初プロモーターと「バックステージご招待企画はやらせてもらえるんでしょうか?」のやりとり。会員に通知したいが、なかなか返事も来ない・・・。出来るのか?! そうこうしているうち、来日当日に六本木でパーティーをやるというインフォメーションが届く。ラモーンズ時代もマーキーはパーティーには長居しないタイプだったのに大丈夫? とりあえず「バックステージご招待」のためにGIVE&TAKEでその告知をHPに載せるが、FCスタッフは100%不安なまま14日に六本木へ・・・。

■'06/1/14(土)
マーキー来日


無事に到着した(らしい)ものの、成田からの渋滞で3時間も車に缶詰めだったらしく、お疲れの様子(らしい。スタッフはまだ会えていない)。
で、21:00。とりあえずFCスタッフも六本木のパーティー会場に向かう。
雑居ビルの3階に着くと、20帖くらいのワンフロアに、なんとなくラモーンズがかかっていてウェルカム・マーキー!な熱烈な感じはあまりない?! 店員がドリンクの注文を取りにきたので、喉は渇いてなかったが注文し、待つ。予想通り、待てど暮らせどマーキーは来ない。そうこうしているうちに、ヴォーカルのデイビッドと日本のバンドがやってきたが、FCスタッフ、この時点ではデイビッドがどんな奴なのかわからず、とりあえず「Hi!」だけ言って30分で退散・・・。結局、本人は現れなかった。

■'06/1/15(日)
マーキー @ 東京 二子玉川ピンク・ノイズ


会場は、東京でもパンクスは殆ど歩いていないであろう奥様のお買い物エリア、二子玉川。FCスタッフは早めに到着し、会場に。ようやくマーキーとご対面。昨夜のパーティーのことを聞いてみると、「事前に知らされていなかった」との返事・・・。ピンク・ノイズの楽屋には、例によってマグロがメインのお寿司が2人のために用意されていた。マーキーは前回同様ダイエット中らしく、少し残してたけど、レコード会社が差し入れしたミスター・ドーナツは食べました(- - ;)。



朝、日本のバンドのメンバーと顔合わせをし、リハーサルをこなしたそうで、ライヴをやる気は満々。ご機嫌の様子で、「今日のバックステージ招待、FC会員は何人くるの?」と、FCがメールで直接知らせておいたことはちゃんと覚えていた。少し安心。「写真はステージでも楽屋でもありとあらゆるところから撮って!!」との要望に、yuki会長は早くも動きが仕事モード。マーキーは、前回の『RAMONES RAW』プロモーション来日の時に、ビック・カメラでご購入のビデオ・カメラを今回も持参。またまた録りまくり。「そのマメな作業が次の『RAW』に繋がるんだねぇ」と言うと、「そうそう、いつか日本の映像だけので出すんだ。『RAW Fish(生の魚/刺身)』なんてタイトルにしたら面白い?」とか言ってました。本当? だけどそれ、日本のファンにとっておもしろい映像はあるのか? 会長が、「ホテルのトイレでウォシュレットを録れば?」と言うと、「なんで? 使ったことないからよくわかんない」と。そこへデイビッド、「えー、使った方がいいよ。お尻は暖かいし、お湯は飛び出すし」とエキサイトしてました。ちなみに'06年現在、アメリカにウォシュレットは存在しません。



夜になり、FCスタッフが腹ごしらえに外へ出ようとするも、ホテルが会場から遠くて簡単に戻れないマーキー。暇なのかスタッフを逃がさず、「外行かなくていいから、ここで、この寿司食べてなよ」と言われる。うーん、暖房がきいてた狭い楽屋は相当暖かかったので拒否し、2人に「この寿司そろそろ食べない方がいいよ」とだけ言って、とりあえず一度外の空気を吸いに→ラーメンで腹ごしらえ。

20:00 マーキーとデイビッド、そろそろスタンバイ。楽屋でデイビッドがせっせとセットリストをサインペンで書いている。「コピーをとれば?」と言うと、「大丈夫だよ」と全員分を手書き。アメリカでもマーキーと何度もツアーをこなしているらしく、初日だけどあまりあがっているような様子もなく始終のんびりしたムード。「ジョーイの歌い方を練習してきたんだ」と、自分の役目を把握しているような台詞。



マーキーは残ったドーナツをスティックで串刺しにして楽しそう。その後、この串刺しドーナツを客席に全部放り投げました・・・。ライヴ中の映像を「録るように」と任せられ、yuki会長は写真撮影。それ以外のスタッフでかわるがわる撮ることに。



LIVEスタート!!
マーキー、ステージに登場すると同時に中央に出てマイクを掴み、「Hi! マーキー・ラモーン。ラモーンズの曲をプレイするぜ」と挨拶。観客絶叫の中、デイビッドの「1―2―3―4」で1曲目の「Rockaway Beach」がスタート!! デイビッドは元気だけどソフトな声質。見た目もスリムで、どっちかといえば女性風中性な感じが、ジョーイのイメージをそこそこキープしてていい。日本人チームはステージ上でサポート役に回ってていい意味で出すぎず、サウンドこそ違うけど一生懸命さは十分伝わってくる。これは、なかなかいい出だし♪ マーキーのビートはラモーンズ時代と同じゃないけど、スピーディーでかっこいいし、何しろ本物(笑)。前回のジェリー・オンリー・ミスフィッツのラモーンズは、ビジュアルも音質もぜんぜんラモーンズじゃなくて違和感を感じていたスタッフも、このバンドは楽しい。



ラモーンズ風なフレーバーは、選曲もまるでラモーンズ・ベスト・ヒット集。「Lobotomy」「I Don't Care」「Sheena」「Havana Affair」「Commando」と続き、デイビッドの少し弱々しい動きもまたジョーイな感じで。両手をVにあげてポーズをとるのは、相当古い時代のビデオで練習してきたね?(笑)という感じの昔のジョーイ風。90年代のCJが加入していた、ばりばりアグレッシブな疾走感溢れるラモーンズ絶頂期のパフォーマンスというよりは、70年代のジョーイのラモーンズ的か。ラモーンズのライヴみたいに60分ノンストップではなく、数曲演奏し、マーキーが「次は、Commando」と、途中途中でワン・クッション置きながらも、基本のノンストップ・ライヴは貫かれている感じ。観客はステージにかぶりつきで歌いまくりの60分。後半の「Today Your Love」〜「Pinhead」へ続く流れはラモーンズ風。超たのしー。デイビッドは、歌詞をまだ覚えていない「Poison Heart」を頑張って歌いきり(苦笑)、「Blitzkrieg Bop」で終了。



アンコール終了後、汗だくの2人は楽屋で満足そう。FCスタッフは、バックスーテージご招待の会員を連れて楽屋へ。楽屋でもしっかりビデオをまわす(係をデイビッドがやっていた)マーキー。会員のみんなはマーキーに会えて感動のあまり号泣する人も。そんな会員にデイビッドがなんだか嬉しそう。記念写真を撮って、サインをもらって、話をして、無事に初日のバックステージご招待は終了。良かった。
帰り仕度をしていると、マーキーが「どうやって帰る?」とデイビッドと相談している。ホテルに早く帰りたいが、車が機材で満載らしく、すぐには乗って帰れないと言っている。日本のバンドのツアー同様、機材を詰め込んだ車で移動するという今回のクラブ・ツアー。これまでのマーキー(やラモーンズで)の来日ではありえない対応に、「タクシーで帰る」。外に到着した機材車を見ると、運転席と助手席以外、後ろはバックミラーでは見えないほどの全員の機材や段ボールが詰め込まれ、1人用の席以外は全部荷物でぎっしり。昨夜の成田からの3時間が相当こたえたのか、「とにかく早くホテルで休みたい。あの車に乗ると体が痛い。タクシーで帰る。タクシーだと六本木までどのくらい?」などFCスタッフと質疑応答をするうちに、「yukiは車で来てるのか? じゃあ、yukiの車で帰る」と言い出す。安全面の責任はとれませんと渋るyuki。結局、マーキー本人がプロモーターと話をつけ、会長の車でホテルに無事にご帰還。ご苦労様でした。




■'06/1/17 (火)
マーキー @ 東京 渋谷クラブ・ブエノス


夕方リハーサルをチェックしに会場に到着したスタッフだったが、クラブの狭い楽屋で夜まで待つのが苦痛になったマーキー達は、リハを終わらせ一旦ホテルへ戻っていた。ライヴ時間まで腹ごしらえと休憩タイムになったスタッフは、漫画喫茶で休憩。パソコンでHPのニュース・アップやパーカー業者とのやりとり、翌日の大阪の会場をチェックするなど、やることは山盛り。そんなスタッフ2人が働く中、撮影(仕事)の日々が続くyukiは、ここぞとばかり爆睡。どこでも寝るタフな会長。おつかれさまです(笑)。


*1: This photo by Sumie

20:30 再び会場に。マーキー達も到着。
今日の会場は、ステージの低いライヴハウスよりもちょっとクラブな雰囲気。楽屋もすーごーく狭く、階段の下なので天井も低い。確かにここに長時間はいられない。スティックを持ったり、カメラを持ったりと余裕で出番を待つマーキー。デイビッドも常にリラックス。のんびりゆるいムードでいつも笑顔(とりあえず、この頃までは・・・と書いておこう)。

LIVEスタート!!
このメンバーで3日目のライヴがスタート。今日はステージ高さが30cmくらいしかないので、1曲めの「Rockaway Beach」から観客は押し合い→歌いまくり→盛り上がり→ダイヴしまくりの行っちゃってくださーい状態。「選曲」は毎日ほぼ同じ。ラモーンズ時代にはあんまりやらなかった「She's The One」とかもアリでチョー楽しー!!(笑) その後、「KKK」「Pet Sematary」「R&R High School」「Sedated」「Psycho Therapy」「Chinese Rocks」「Shock Treatment」とガンガン続き、観客汗だく。



ステージ上のセットリスト&マイクも、客に押されてだんだん後方に移動しながら「Judy Is A Punk」「Today Your Love」「Pinhead」と続き、マーキーが「モーターヘッドが作ってくれた曲、Ramones」と紹介し、「R.A.M.O.N.E.S.」。そして今夜も歌詞を見ながらの「Poison Heart」(早く覚えましょう by yuki)で、「Blitzkrieg Bop」で閉めっ!!! GABBA GABBA HEYのパロディ看板もあがってました。



終了後、シーナ&ロケッツのメンバーを始めとするゲストが続々挨拶に楽屋へ。バックステージご招待はお休みの日だったので、マーキーに挨拶してFCスタッフは業務終了。本当はデイビッドが夜の渋谷の街をビデオ・カメラに収めたかったらしいけど、初来日3日目で既にビデオが壊れてNGに。かわいそ。マーキーに、「昨日の千葉はどうだった?」と聞くと、しばらく考えて「まあまあ」と答えた。やはり客の入りが予想以下だったことを気にしている様子だが、仕方ない。告知のないツアーだからね。

■'06/1/18(水)
マーキー @ 大阪 心斎橋キング・コブラ

夕方、アメリカ村にある会場に到着。丁度リハが始まったばかり。リハでは数曲音合わせし、マーキーはドラムの音チェックに余念がない。デイビッドの歌も音合わせ程度。このあたりはラモーンズ時代と方法としてはかわらない。が、違うのはマーキーが音作りに対して指示を出している点。ラモーンズ時代はジョニーがあれこれ注文を出し、バンドの音出しに関してはジョニーの言う通りにやっていれば間違いない感じがCJやマーキーにはあった・・・というのを、マーキーが指示出ししている状況を見て思った。



リハは30分程かかり、マーキーはいまひとつ音に満足してない様子だが、終了。ホテルが徒歩圏内だったので、2人ともホテルに戻る。タイトなツアー・スケジュールのせいか、マーキーもデイビッドも疲労気味。デイビッドは目の下にクマができてて風邪もひいていた。スタッフは腹ごしらえのたこ焼きを食べに。



21:00 再び会場に戻る。楽屋がどこもでかいアメリカンには狭く、あまり落ち着かない様子。マーキーは「はあ・・・」とため息をつきながら、前のバンドが終わるのを待つ。デイビッドは「外の空気を吸ってくる」と外へ。

LIVEスタート!!
そんな状況でも、ライヴがスタートすると変身!! いつもの通り、「Rockaway Beach」からGO! 「Lobotomy」「I Don't Care」と無難にこなし、「Sheena」「Havana Affair」と大阪ファンも暴れまくりでクラブ・ツアーな盛り上がり。選曲はほとんど一緒。左右の日本人プレイヤーも音が自然で一体感出てきたなぁ!と思っていたのに、なんと!「Judy Is A Punk」のイントロでつまずいたー!!



マーキーが叩くのを止め、「違う!」と一言。デイビッドがステージ袖で撮影中のyukiに「(間違えたのおれ?)」と確認。yuki首を横に振る。フロントの3人が慌ててマーキーの方を向くものの誰がどこをミスったのかを理解していない様子。で、もう一度「1―2―3―4」でプレイ再開するも、またまた間違えたー!! マーキー手を止めると同時にステージ袖で撮影中のyuki会長を見る。yuki会長の顔が強張っていた。結局、「明日は間違えないだろう」とマーキーがひとこと言い、ひきつった顔のまんま3人は前を向き「Judy」を飛ばして次の曲へ。あとはいつも通り、そしてそんなミスも気にせず観客は盛り上がったまんま終演。

今日はFC会員のバックステージご招待があったので、会員を集合させて待機。バックステージを覗くと、予想通り、さっそくマーキーがスティックを叩く真似をしながら先ほどのミスの箇所を「こうだろう?」と、厳しい顔で確認し合っていた。これ、ラモーンズらしい光景です。しかし、ファンとのご対面の時は、さすがにいつもにこやか。全員それぞれ持参のCDやLPにサインをもらい、記念の写真撮影をし、みんな満足。無事に決行出来て良かったです。デイビッドはほかのバンドやファンにつかまり、ずっと楽屋にいたけれど、マーキーはひとり車に乗り込むとファンの為に窓をあけてサインしてました。マーキーは少々お疲れで早めにホテルへ戻り、ライヴ後、デイビッドは軽くFCの質疑応答。いやな顔ひとつせず、丁寧に答えてくれたよ。



風邪とお疲れの様子だったので、スタッフがアリナミンVとメンズ・ポッキーを渡す。メンズ・ポッキーの名前と味が気にいった様子。翌日アリナミンVを自分でコンビニで買ってました。で、そんな「デイビッド・ブルックスの1問1答」です!!

♪♪ デイビッド Q&A ♪♪

●フルネームを教えて!


デイビッド: David Brooks

●誕生日と出身地は?

デイビッド: 1974年9月18日、オハイオ州クリーブランド出身。ラス・ヴェガス在住。

●好きなバンド、ミュージシャンは?

デイビッド: ラモーンズ、ドッグス・ダムール(特にヴォーカルのタイラ!)、ビートルズ、エルヴィス・プレスリー、ニューヨーク・ドールズ

●マーキーとの出会いを教えて!

デイビッド: マーキーの友人、CJ・ガンを通して知り合った。2003年に、マーキーがロックンロールの殿堂のコンサートに出演するためヴォーカルを探してるって聞いて、オーディションを受けたら合格した。その時のメンバーは、CJ・ガン(ギター)、ダニエル・レイ(ベース)、マーキー、オレ。

●ラモーンズをひとことで言うと?

デイビッド:伝説的

●今回のツアーのセットリストで好きな曲は?

デイビッド:このセットリストからは、「Pet Sematary」「KKK」。今回はプレイしてないけど、「I Don't Want You」もお気に入り。

●日本のファンの印象は?

デイビッド:ショックだった! この間、ラジオでボン・ジョヴィが、「日本のファンはおとなしい」とコメントしているのを聴いたんだけど、何言ってるんだ?って感じ(笑)。モッシュもするしクレイジーだし、特に渋谷は凄かったよね。あれがノーマルなリアクションなんだと思った。

●東京の印象は?

デイビッド:移動が多くて車の中から見るだけなんだけど、ハイテクだし、あんなに人がたくさんいるのにトラブルがほとんどないんでしょ? 整然とした感じがするよ。物騒なアメリカとは正反対だろうね。そういえば、Xboxのラウンジを見かけたんだけど入ってみたかったなぁ。

●ライヴで常に気をつかっていることは?

デイビッド:歌詞。それから、前歯がマイクにぶつからないよう気を付けてる。以前ぶつけて痛かったから!

●FCにメッセージを!

デイビッド:歓迎してくれてありがとう。ライヴ中のみんなの反応も凄い良くて感謝してるよ。これからもマーキーとは可能な限りツアーを続けて行くからね。
(※デイビッドは他に自分のバンド、チープ・ヴァイナルとディヴァイン13というバンドを時々やっているそうです)



というわけで、FCの今回のツアー・リポートはここで終了。さすがにこれ以上仕事は休めません。マーキーはこの後風邪を引き、結構グロッキーだったらしいが、地方のショウもしっかりこなし、21日(土)の大阪タワー・レコードでのイベントには、200人近い若いファンを集めたそうで、ワーナーの関係者もびっくり。大盛況のサイン会もあり、トークでは「革ジャンは支給されてたの?」といったファンからのユニークな質問に答えたり、おもちゃの話までいろいろ。(情報提供:会員yukoさん/ありがとう!!)


*2: This photo by Mr.Funatsu @WarnerMusicJapan

この後、FM802へ移動し、ラジオ収録後、夕方なんとこの日初めての食事!? 結局、ワーナー・ミュージックのスタッフが、マーキーのリクエストに応えお寿司屋へ。しかーし、デイビッドは毎日マーキーに付き合い、お寿司ばかりだったので、「今日はステーキを食べたい」と主張するも、叶わず。ひとり近所のマクドナルドに消えていったそうです・・・またまたお気の毒。マーキーは、「夏のフェスティバルに出たい」と抱負を語っていたらしい。(大阪イベント写真提供及び情報提供:ワーナー・ミュージック・ジャパン 船津氏、笹尾氏/いろいろとありがとうございました!!!)

♪♪ スタッフのひとことコーナー ♪♪

yuki:「おつかれ様。正直、私は前回来日した時のミスフィッツとのジョイント・ラモーンズが ぜんぜん楽しめなかったから、全く期待してなかったんだけど、その期待値の低さが幸いしたのか(苦笑)、今回のライヴはよかった。久しぶりにラモーンズの音とまでは言えないけど、ラモーンズ・フレーバーのライヴを味わえたし、とにかく楽しかったね」


katagiri:「そうですね。来日前は、いろんな意味で一体どんなツアーになるんだろうって心配でしたけど、何だかんだ楽しかったです。FC会員バックステージご招待は、ラモーンズ現役時代を思い出しました。あの頃はもっと大変でしたけど(笑)。それにしても寒い中、あのハード・スケジュールをこなしたマーキーに「よく頑張ったで賞!」をあげます。



yuki:「車に乗せて帰るのは正直困った。もちろん頼られるのはいいけど、やっぱり仕事で来日してて、万が一事故ったら世界に発信されるニュースになっちゃうからさ。「マーキー・ラモーン日本で交通事故!」なんてシャレになんないよ。オフの日ならまだ個人の責任の領域だからアリかもだけど、ライヴ後の帰りじゃ、私も責任もてません」

katagiri:「送迎車・・・ライヴ後に神経つかうことさせられて、おつかれさまでした。でも車は気に入ってましたね。「スプリングがいい!幾らだ?」って車の値段まで聞いてきたし・・・いい車って褒められてよかったじゃないですか(笑)」

yuki:「助手席の日よけに赤マジックでサインしていかれました(笑)。マーキーのサイン付きHONDA車。高く売れる?」

katagiri:「買い換えの時期がきたら、FCサイトで購入希望者を募ってみますか?って冗談です。大事に乗ってください。そういえば、14日のパーティーはマーキー不在でしたね」

yuki:「この件に関してはノーコメントにしとく。ただ、ラモーンズのメンバーやファンを失望させるような、いい加減なことはしてほしくない。昨年の映画以降、「ラモーンズ」の周りには正直ちょっと怪しい人間も増えた。80年代からラモーンズを追い続けているけど、その時には一度も見たことない人間が、急にラモーンズの知り合いのように登場してきたり。他にもいろいろあったけど、怒りトークになっちゃうから止めときまーす」

katagiri:「ツアーをブッキングしたアメリカのエージェントが、マーキーにきちんと伝えてなかったという情報も耳にしましたけど・・・真相不明。でも、やる以上は、きっちりかっちりな段取りでお願いしますよって思いました」

yuki:「大阪でのライヴで、Judy Is A Punkをミスった時、改めてラモーンズのライヴの完璧、鉄壁さを思い出したよ。ラモーンズ時代、私は毎日ライヴ終了後、ジョニーに「今日はライヴの出来、不出来」の感想を義務のように言わなきゃいけなかったんだけど、「昨日のほうが良かった」と言おうものなら、「なぜだ?!」と徹底的に追求されていたので、そのことを思い出した。「CJが間違えたから昨日のほうが完璧だよ」と私が答えた日があったんだけど、その後CJは、ジョニーにこっぴどく怒られてしまい、私は責任感じました(苦笑)。だからいつからか、ラモーンズのライヴ中に誰かが間違えると、なぜか私は(ああ、しまった)という気分になってたよ。今回のようにラモーンズの曲が演奏の途中で止まってやり直すなんてことは絶対にありえなかったから、(ああ、ライヴ中なのにやり直しもありかぁ・・・)と、ちょっと不思議な気持ちになったし。2006年のライヴ見てるんだから当然なんだけどさ。その時に、マーキー自身も3人のラモーンの存在を思い出したかな、当時は当たり前だったバンドのグルーヴみたいなものを、とふと思ったり。そんなにしみったれては無いか?(笑) マーキーは2度目にミスった後、私の方見て肩を落としため息ついてたけど、だったらせめてCJと来日してくれ!と私は言いたい。随分、口きいてないらしいんで(ため息)」



katagiri:「でも選ばれた日本人メンバーも一生懸命役割はこなしてましたよね。演奏中断の時は、代わりに弾いてあげようか?みたいな親の気分になりましたよ・・・弾けないけど(笑)。とにかく、ホンモノのラモーンとプレイするんだから、相当なプレッシャーだったでしょう。ラモーンズのような完璧ライヴを求めちゃいけないなと最初から覚悟していたのに、デイビッドの存在と観客のレスポンスが想像以上によくて、楽しい気分になれたし。マーキーがドラミングをアレンジしていて、ハジけてるなぁと思わず笑ってしまいましたが、これも今だからこそできることなんだなぁと思いました。全曲ラモーンズ・ソングだったので、ありがとう!って気持ちです。」

yuki:「次も日本人でバンド組むなら人選に参加させてもらいたいです。ギタリストは絶対モズライト弾いてきたヤツで手首でリフ弾きまくれる人。ベーシストはダウンピッキングが当然出来て「1―2―3―4」をカッコ良く叫べて、内股でコンバース履いてる奴じゃなきゃヤダ(笑)」

katagiri:「内股でコンバース(笑)。ディー・ディー、CJと見事に二代続いてましたからね。Tシャツ売り場には坊主のおじさま(←アートゥロ・ヴェガ)を呼びましょうか(笑)」



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2006.02.05

テキスト及び写真 : 畔柳ユキ / Ramones Fan Club Japan (c)RAMONES FAN CLUB JAPAN
ALL TEXT & Photos by (c)yuki kuroyanagi & (c)RAMONES FAN CLUB JAPAN

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