去年のCJラモーンとメンバーを連れて行った時も豪雨だった。(私は晴れ女なんだけど…) 参加者も雨の中バスに乗ってFILLMOREに到着。ドアを開けるとテーブルが用意されていてケーキやサンドイッチやクッキーが可愛いお皿に人数分並べてあった。CJと伺った時もピザが用意されていた。これぞおもてなしという計らいに雨の中到着したみんなの顔がほころんだ。コーヒーを飲みながらホッとするひとときを用意してくれた遊佐夫婦に本当に感謝。



フィルモアはご存知の通りジョニーのシグネチャー・モデルのギターをリリースしたモズライトの専門店。ジョニーは残念ながらここに来たことはない。私が社長とジョニーを繋いでから、2人はぐっと近い関係になった。生前アメリカでもギターはリリースされLAの楽器フェア、ナム・ショーに参加しサイン会をやった時の様子を写真付きで話してくれた。ここで公開するのは初公開のジョニーのサイン会の様子。



隣にいるのはLAに引っ越してからミュージシャンに加え俳優の友だちも増えたことを表す一枚。なんと俳優のビンセント・ギャロです。彼がジョニーの付き人みたいな感じで一緒に来たそうだ。このサイン会に予想以上に多くの人が集まってしまい、予定を大幅に上回る3時間近いサイン会を全員分やりきったという話を聞いた。

他にも2001年頃にLAのチャイナタウンで撮影した時のフライヤーとその時のエピソード(革ジャンを撮影のために新調した話)も。



この様子と話はジョニーからの手紙で私も聞いてはいたけれど、私は著書『THANK YOU RAMONES』で書いたようにフィルモアとは決裂していたので、このことを遊佐社長が私に伝えるすべもなく、後で話は聞いた。ついでに書いておくと実は『THANK YOU RAMONES』に書いた私が「土下座」をしかかったお店はここではなく、三鷹でも駅の反対側にあった店舗です。だからCJがベースを盗まれて借りに行ったのもそちらの店。2017年の秋の来日で伺ったのが今回訪問したお店です。

CJは義理堅くて、盗難以来日本に来ると必ず、三鷹のお店に顔を出しています。だから井の頭線の乗り方も慣れたもん(笑) 改札を出てすぐに駅ビルに入り「ちょっとコーヒー買ってくる」と普通にポケットから小銭を探してコーヒー買い「次はJRに乗るんだぞ」とまるでマネージャーのように初来日のツアー・メンバーに指示していた。川崎のクラヴ・チッタから「電車で帰りたい」と言って帰っただけある。



1990年の思い出。CJはその頃ロングアイランドに住んでいて、東海岸のライヴが終わりバンで深夜4時近いマンハッタンのペンステーション駅前に戻り、(バンから)降ろされていた。ロングアイランドまでペンステーション駅から電車で帰るのだ。その姿を何度も見てきた私には「日本の電車は椅子もふわふわで快適」と電車移動を楽しむCJ に違和感は全く感じなかった。そしてアメリカ・ツアーは人間をタフにする、軍隊みたいだなと思っていた。CJとフィルモアの関係は是非『THANK YOU RAMONES』で読んでください。



他にも撮影の時にロビーで待ち合わせたが、昼の11時ぴったりにロビーのドアが開き登場した話、自宅に伺った時にホラー・ルームを見せてもらいそこにホルマリン漬けの物体があったり、人骨らしきものまでコレクションされていて驚いた話も出た。因みにジョニーのホラー・コレクションはラスベガスや大都市で開かれるホラー・グッズやポスターのコンベンションに自ら出向いてゲットしていました。



昨年、CJたちが記念撮影をした場所でみんなで記念撮影をしてツアーは終了。11時からスタートし19時すぎたので約8時間。みんな疲れたと思うけど、ラモーンズが歩いた場所で少しでも彼らが東京を楽しんだリアリティを感じてもらうことが出来ていたら…と思いたいです。参加してくれた会員のみんな、フラッシュディスク・ランチの椿店長、そしてフィルモアの遊佐社長、そして記念グッズを作ってくれた革工房JACKの安藤さん、差し入れをくれた会員のゆりっぺ、mikiちゃん、ありがとうございました。

フィルモア楽器 : http://mosrite.co.jp/

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2018.06.19

テキスト&写真 : 畔柳ユキ / Ramones Fan Club Japan ©RAMONES FAN CLUB JAPAN
取材協力 : もにゃこ(RAMONES FAN CLUB JAPAN)
デザイン : ヤーボ・ラモーン(東京ラモーンズ)

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