2008年10月8日ドイツ、ベルリン市内にラモーンズ・ミュージアムがリオープン! 「パーティーやるよ!お宝あるよ!!」と誘われ、はるばるドイツまで飛んで行ったFCスタッフ、Goofyを待ち受けていたのは・・・。写真だらけ!でお楽しみください。

Yuki(以下 Y):まずはおかえりぃー、つーかお疲れ様でした(笑)。相当疲労困ぱいだったみたいだけど、一体ドイツで何をしていたのかを今日は語ってもらいましょう。まずはベルリンの印象は? おいしいもの食べた?

Goofy(以下 G):行ってきました、ベルリン! 仕事ほったらかして大丈夫か心配でしたが(笑)、ヨーロッパはイギリス以外には行ったことがなかったし、ディー・ディーが住んでた国だし、ベルリンの壁でも有名だし!ってことで、ヴェガのお誘いに感謝! 疲労は毎度のことなんで・・・何だかんだ楽しかったですよ〜。街の中に歴史が残ってる!ってフツーに感動してました。「ドイツにいるならシュニッツェルを食べよ!」と言われ、食べましたが、まぁ、カツレツでした(笑)。あとは、日本から携帯に「カレー・ソースがかかったソーセージを食べるんだ!」と指令メールが届いて、食べよー食べよーと思いながら、ソーセージ・スタンドを見つけるタイミングが既にお腹いっぱいな時ばかりで、さすがに食いしん坊でも諦めました(涙)。次回は絶対!



Y:『ラモーンズ・ミュージアム』が出来上がる様子をメールしてもらうはずだったのに、ほとんど毎日“疲労”メール(笑)。だいたいオープン数日前に見に行ってるのに、まだ現場は出来上がってなかったわけ?

G:えーと、現地へ行ってビックリ! ホントに明日だか明後日にオープンするつもり〜?!と口走ってしまったぐらい、まだ工事現場な状態。ラモーンズ・グッズや工具が散乱しているし、とにかく工事中(笑)。お客さん気分から一変、これは手伝えってことかぁ〜と仕事モードになったのでした、トホホ。







Y:NYからラモーンズのアート・ディレクター、アートゥロ・ヴェガもベルリン入りしてたけど、彼は何をしに行ってたの? マーチャンダイズの販売?

G:物販もそうでしたけど、他の目的は、ラモーンズの貴重グッズをアメリカから持って行くこと、スライド・ショーやオークション実施でした。







Y:アートゥロの持参したものにはどんなものがあるの?

G:えーーー!と心の中で叫んだのが、ジョニー・ラモーンが赤ちゃんの頃や少年時代の写真、小学校の通知表! 「気難しいところがあります」とかコメント書かれていたようで(笑)。ヴェガがジョニーの母親、ステラから譲り受けたみたいですね。NYではなく、ベルリンのラモーンズ・ミュージアムに展示しちゃうの?!って思ったくらい、超貴重な代物。あとは、ファースト・アルバムに写ってるイーグルのバックル実物やら、デザインの元になったものやら、アート・ディレクターならではの物ですかね。





Y:ミュージアムにはカフェもあるって聞いたけど、ラモーンズの物を見ながら、お茶とかスイーツが食べられるわけ?

G:ラモーンズ・ミュージアムとカフェ(お店の名前がカフェ・マニア!)の共同経営で、ミュージアムはカフェの奥に壁で仕切られているので、ぱっと見、ミュージアムがあるとは分からないかも?です。でも、カフェで何か頼んで、ミュージアムに持ち込んでボーっと眺めることも出来ます。でも今は持ち込み禁止になってるような。カフェのメニューは、コーヒー、紅茶、ちょっとしたアルコール、ケーキなどのスイーツやベーグル・サンドなんて物も。あとは、冷蔵ケースにBIONADE(ビオナーデ、ドイツ産のオーガニック炭酸飲料)が尋常じゃない本数並んでました。「ラモーンズ・ミュージアムなんだからラモーンズが大好きなチョコレート・ドリンク、yoohooを置いて!」とリクエストしたら、「ドイツでは手に入らないんだよ〜」とミュージアムのオーナー、フローが言ってました。残念。「カフェ・マニアが、世界中のファンとラモーンズの想い出を語り合えるスペースになるといいな」と言っていたので、ゲスト・ブックみたいなノートを置くように!ってリクエストしておきました。全くうるさい日本人ですよね(苦笑)。次に行く時は置いてあるかな・・・。あ、全然関係ないですけど、ベルリンにはレッド・ブル(アメリカのエナジー・ドリンク)のコーラ味があって、珍しくて、ミュージアムへ行く度に飲んでました。空港でおみやげに何本か買って手荷物のカバンに入れたら、セキュリティ・チェックで引っかかり、見事没収されてしまいました。スーツケースへ入れておけばよかったです、ちっ(笑)。





Y:ミュージアムの店の広さはどれくらいなの? 1階建て? 2階もあるの? ただで見れるの?

G:広さは、NYのラモーンズ・ロフト(ヴェガんち)の1.5倍・・・カフェも入れると2倍はあるでしょうか。日本で言うと30畳くらい?? 何もなかったらホントにロフトな感じです。1階建てで、ミュージアム片方には広い段差が2〜3段とスロープがあって、そこに座ったり寝転がったりできるのです。暇を見つけては、そのスロープに座り込んで、目の前に見える赤レンガをボーっと眺めてました。って、文字だとどんな感じか全く分からないですよね? 写真見て何となくイメージしてみてください! ミュージアムは前の場所にあった時は、会員の渡辺サンが過去にここでリポートしてくれたように無料で入場できましたが、今回のおニューな場所は、3.5ユーロ(500円ぐらい)を入り口で徴収することにしたみたいです。「お金の問題じゃないんだけど・・・」と言ってましたが、あれだけのミュージアムを造り上げるのに、それなりに予算がかかってるでしょうから、入場料あっても良いでしょうね。











Y:全部で何点くらいで、どんな物が展示されてるの?

G:一応、1975年〜1996年までのラモーンズ・グッズ300点以上を展示!が売りみたいです。自分がいた時点では、300点なんてまだまだ・・・ダンボール箱に入ったままのお宝がたくさんありました。まぁ、時間もなかったので仕方なし。「展示物を増やしたよ!」とメール来てたので、今はもっとたくさん見られるかもです。頑張れ、フロー♪

Y:日本に関するものはあった?

G:ありましたよ! 1995年FCジャパン制作のツアー・プログラムやら、FCが発起人のジョニー・ラモーン・モデルのモズライト・ギター、モズライトのリリース用にカイチョーがLAまで撮影に行ったジョニーのポスターや、日本盤7インチ・・・いったい総額で幾らつぎ込んだのやら。日本のKatchin’もきっとビックリ、どんだけコレクターよ!?と思いました、はい。昔eBay(オークション・サイト)でラモーンズ・グッズを漁ってた頃に、たぶん同じ物を狙ってたりしたんだろうなぁと。一応、持ってるラモーンズTシャツの枚数を聞いたら負けました(笑)。こっちは150枚以上、あっちは200枚!





Y:昔あった所と同じ場所にあるの? 展示物も同じ感じ?

G:昔の場所がどのあたりかよく分からないのですが、今回のミュージアムは、ベルリンでは違和感がある超近代的なテレビタワーが建ってるアレクサンダープラッツ から徒歩10分ほどで行ける場所でした。前の場所より便利な所なのでは? 展示物は基本的に同じでしょうね。

Y:肝心なことを聞き忘れた。このミュージアムをオープンした人物は一体どんな人物なの? コレクター?

G:フローリアン! ベルリンでは有名らしい『アンクル・サリー』というフリー音楽誌の副編集長で、音楽ジャーナリストで、ラジオ番組もやってて、ラモーンズ・コレクター! 1990年に初めてラモーンズを見てから18年かけてラモーンズ・アイテムを収集したとか。ラモーンズ歴はとりあえず自分と同じ(笑)。1996年にラモーンズのラスト・ショウinLAにもいたって言うし、その直前のアナハイムだったか、ロラパルーザ(アメリカのミュージック・フェス)でドイツ人のラモーンズ・ファンと会話した記憶があって、その時の少年が絶対にフローだったに違いない!という訳で、再会だったみたいです(笑)。笑い方が少しジョニーに似てました。



Y:Goofyが見た中で初めて見たグッズはあった?

G:『サブタラニアン・ジャングル』のジャケット写真番外編や、見たことない!持ってない!Tシャツや(笑)、ちょっとヤバイと思ったのが、「クラミー・スタッフ」と印刷されたお菓子。当時、レコード会社がノベルティとして作ったんでしょうけど、クッキーの筒が、何十年経ってるんだ!状態で展示ケースの中に立ってました。なぜかクッキー。 。

Y:ちゃんとトミーの物からリッチーの物まであるの? それとも時代は偏っているいる感じ?

G:全て展示されていたわけではないので、何とも言えないですけど・・・展示する時に、ここは何年、ここはこの時代って、分けてたので、そんなに偏りはないような。このあたりは是非ともフローに聞いてみたいところです。『I’m RAMONES MANIA』でいつかインタビューしましょう!



Y:ドイツしかないみたいなワン・アンド・オンリー的なものは?

G:来日・・・ではなく来独?した際のチケットやパス、ポスターはありました。これドイツにしかない!と目についた物は特になかったような。ミュージアムの中にレ ンガの壁を造ってしまったのは凄い!と思いました。







Y:当然BGMもラモーンズ?

G:はい。仕事してる間もずっと流れてたし、プレス向けオープン日ももちろんラモーンズ・ソング!

Y:映像はないの?

G:さっき話したレンガの壁の奥が小部屋になってて、テレビでラモーンズ・ライブ映像を見ることができるようになってます。って、自分がいる間には完成しなくて荷物置き場になってたので、また行かなくちゃですけど。あとは、レンガの壁を使ってスライド・ショーや映画上映できるようになってて、今年の年末に『イッツ・アライブ』上映会を企画してるみたいですね。ミュージアムで上映会って、ラモーンズ三昧で楽しそう。

Y:オープニング・パーティーの日はどんな感じだったの? ミュージシャンも来ていた?

G:プレス向けオープニングがジョニー&CJの誕生日(10月8日 木曜日)だったんですけど、平日で、しかもポップコムというデカイ音楽見本市開催中だったので、集まりが悪いのでは?!と心配だったけど、お友達や音楽業界人ら100人近く来ていたような。取材人もいましたよ。ジャイガンターのメンバーを誘ってみましたが都合悪くて残念! ミュージシャンはよくわかりませんが、ディー・トーテン・ホーゼンのマネージャーがいました。







Y:オープンの日はどんなお客さんが来てたの? 若いファンとかは来てるの? それとも数年前にライブに行きましたみたいな年代のお客さん?

G:一般向けのオープン日は、これまた金曜日の日中で・・・でも、スペイン人やスイス人が来てビックリ。「昔ライブ見てました〜」な人や、「ライブは見たことないけどサインしてください、ミスター・ヴェガ!」な若いファンもいましたね。土曜日にもっと大きなオープニング・パーティーやヴェガのスライド・ショー、オークションをやってたんですけど、日本に帰る日とバッティングしてしまい逃しました〜(涙)。その日の模様は、ミュージアムのサイトかマイスペでチェックしてください〜!







Y:このベルリンでしたか買えないみたいなミュージアム・オリジナル・グッズはあるの? あればどんな物が売ってたか教えてー。友だちがドイツに行くなんて機会があったら頼もうっと。

G:ミュージアムのオリジナルTシャツ、パーカー、トートバッグ、バッヂがありましたよ。やっぱりグッズは作らないと!ですね。うちもソロソロ何か作りましょうか、カイチョー?!

Y:はいぃ(汗)。ずばり、見に行ってというか手伝いに行ったGoofyから見て、このカフェはラモーンズ・ファンは行く価値あり?

G:そうですね、これからどんどん展示物もイベントも増えていくでしょうし、世界中のラモーンズ・ファン&マニアが訪れるでしょうから、ヨーロッパへ行く機会があれば是非! 世界中のファンと触れ合うことができるスペースになっていってほしいです。オーナーが音楽業界人だけに、来年以降、もしかしたらライブと連動した企画があるかも?! そしたら、ヴェガも参加、ラモーンズのメンバーも参加?!ってことになるかもです。



Y:東京でもこうゆうカフェがあったらいいよねぇ、羨ましいなぁ。

G:カイチョー、羨ましがってないで作ってください! そのうち、展示物を日本に持ってきてもらって出張イベント!なんてことも出来るようになるといいですね。それまでに、FCジャパンでも何か独自の動きがあるといいな〜と思います。以上!
では皆さま、よいお年を!!!

★ RAMONES MUSEUM BERLIN & Cafe Mania ★
・住所:Krausnickstr. 23, 10115 Berlin-Mitte
・営業時間:火〜木 08:30〜18:00/金 08:30〜20:00/土 10:00〜20:00/日 12:00〜18:00
・電話:0049-30-75528890
・email:mail@ramonesmuseum.com


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2008.12.25

テキスト及び写真 : 畔柳ユキ / Ramones Fan Club Japan (c)RAMONES FAN CLUB JAPAN
ALL TEXT & Photos by (c)yuki kuroyanagi & (c)RAMONES FAN CLUB JAPAN

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