3月中旬に海外出張?の合間に、強引にニューヨークをドタバタかけまわってきました。カイチョー撮影の貴重なショットもりだくさんでお送りします!

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ジョーイ・ラモーン
お墓参りの巻
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カイチョーyuki(以下●):ようやく、ジョーイのお墓参りに行ってきました。

katagiri(以下★):はい、ゆきさんは初お墓参りでしたね。

●:仕事の合間というか「仕事の前に行く」という大胆な行動に出ましたが、時間通りに戻ってこれて良かったよ。これで遅刻したらヤバいからねぇ。それにしても、大変だったね。

★:いやぁ〜、一時はどうなるかと思いましたよ。って、頑張って早起きしたのに、私が準備するの遅くて出発が遅れたんでしたっけ? 前日に「地下鉄でペン・ステーション(駅)まで行って、これに乗れば余裕だね!」と話してたのに、マンハッタン内でタクシーに乗るハメになりましたから。そして、駅に着いたら・・・


いそげ〜、いそげ〜(汗)

●:うん、地図でみると意外とマンハッタンから近いのに、あのニュージャージー・トランジットがねぇ、1時間に1本だもん。東京の電車の便利さに慣れてる私達には冷や冷やなスケジュールだったよ。

★:ホントに・・・あんなに焦ったのは久しぶりでした。お墓に着くまで水分も食料も摂れない?!朝からひもじい?!の恐怖に!(笑)

●:だいたい、まずマンハッタンでもう乗り遅れる(笑)。

★:ペン・ステーションがダメならグランド・セントラルか?!で、「えーい、こうなったらお墓までタクシー!」って捕まえて交渉したらフッかけられてサヨナラ(笑)。しょうがないからペン・ステーションへ戻っておとなしく電車で行くことにしたら・・・

●:ホームの番号が直前で変更される(笑)。

★:あ〜れは、昔の悪夢(?)が蘇りましたよ〜。初めてアメリカに行った時、まだ20歳そこそこでしたけど、日本でフツーに電車に乗る感覚で電車に乗ったら、切符チェックの車掌さんに首を左右に振られながらため息まじりに「Wrong Train!」と言われた「ヒィ〜!」となった悪夢を(笑)。ホントに信用できないですから・・・。


予定とは違う駅に到着・・・何とかなるさ!

●:で、乗り遅れる、と(笑)。

★:あれ、そうでしたっけ? 確か乗れましたよね。やっと電車に乗れるっていうんで、ピザやらブリトーやら買い込んで、用も足してホームに向かったら、出発時間なのに電車が来てなくて「ん?!」。で、ホーム番号が変わってることを知りダッシュ! せっかくのブリトーの味も覚えてませんよぉ。

●:いや、しかし「絶対に行く」という執念が墓参りにいけたんだと思うよ。

★:まぁ、確かに。執念(笑)。

●:タクシーにも恵まれた。

★:ニュージャージーのブルースに大感謝! さすがバンド・マン!? ロックなニオイをかぎつけてくれたんでしょうね、きっと。

●:お墓は予想してたより、綺麗で何かちょっと公園て感じに見えたなぁ。

★:そうですね。日本だと共同墓地って整然としてますけど、ヒルサイドは公園っぽかったですね。広さの違い?!


ヒルサイド・セメタリー正門!

●:特にジョーイのお墓の周りはスペースもあって、ゆっくりできるというか、なんか癒されるスペースだよね。遠く向こうにはマンハッタンも見えるし。

★:そうそう、晴れてるとエンパイア・ステート・ビルとかくっきり見えて素晴らしい眺めなんですよねぇ。

●:いろんな物がおいてあったけど、意外とさっぱりしてたと思っちゃったよ。片づけられちゃってるのかね?

★:そのようで。命日やバーズデー・バッシュ(5月19日ジョーイの誕生日前後)はお墓参りに来る人も増えるから、もっとお供え物やらお花やら、置いてありますね。今回はすっきりしてたかも。

●:私達は勝手に線香たいて、手を合わせてまいりました、日本流(笑)。

★:はい、日本人ですから。


天気がいいと向こうにマンハッタンがばっちり!

●:そしてパーカーをおいて記念撮影。仕事の時間が迫ってたので、タクシーに戻り無事に生還。ドライバーのブルースに感謝だよ。

★:ブルースさまサマ! フツー、次の客の予約とか入ってたら、あんなに呑気に待っててくれないですよね。それなのに、お墓の中まで私たちを車で探しに来てくれて・・・(涙)。このご恩は一生忘れません! バンド頑張れっ!!

●:もっとゆっくりしていたかったけど、まあ、又行く機会もあるだろう。行きやすいし。

★:また是非ニューヨークへ行く機会がありましたら、お立ち寄りください。って、まるで自分んちっ!(笑)


FCパーカーを着てね、ジョーイ♪

※ヒルサイド・セメタリーへの行き方
マンハッタンのペン・ステーションから走っているNJ(ニュージャージー・トランジット)という電車に乗り、Secaucus/シコウカス駅で下車。タクシーで約10分、片道20ドル。他にも、セメタリーにより近いKingsland/キングズランド駅で下車、タクシーか徒歩で行ったり、マンハッタンのグランド・セントラル駅からLyndhurst/リンドハースト行きのバスに乗って行く方法もあり。
ジョーイのお墓は、オフィシャル・サイト(※現在は閉鎖されています)のガイドMAPで見るとGエリア。おそらくG3あたり。


  Joey Ramone's Grave, Hillside Cemetery
742 Rutherford Ave (Orient Way) Lyndhurst, NJ 07071

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フォレスト・ヒルズ
ハイスクールに潜入の巻
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●:しかし、今考えてもハードな1日でしたわ・・・午前中にニュージャージーにお墓参りに行き、戻って来てフォトセッション。そして夕方から地下鉄でクイーンズまで行ってラモーン達の高校を見学だもの。夕方はくらっときました・・・私(笑)。これを皆に分かりやすく言うとですね、東京→千葉まで1時間に1本の電車に乗りお墓参り→東京に戻り約3時間のフォトセッション→電車で横浜の学校まで行くという感じでしょうか? 例えが関東ですみませんが・・。

★:ははは、まぁ、そんな感じでした。2人で一緒にフル行動できる唯一の日でしたからね・・・自分たちのことながら、よく頑張った!って気分ですわ。


ホントにあるのだ、フォレスト・ヒルズ駅!!

●:なんか夕方、甘い物欲しくなってドーナツ食べたね。疲労だね(笑)。

★:えぇ、セブンイレブンに入って気が付いたら、フラ〜っとドーナツ置き場の前に立ってましたもん。吸い寄せられられるように(笑)。

●:フォレスト・ヒルズ高校、私は何回も来てるんだけどグーフィーは初体験、どうだった?

★:写真では見てましたけど、実物を目の前にした時は、さすがにちょ〜っと感動しましたねぇ。マンハッタンから割と近いのに、何でいままで来なかったんだろう?って感じ。

●:まず駅おりて「街中が全部煉瓦」のアパートっていうのが、凄い。煉瓦以外の普通のアパートがないもんね。ある意味ラモーンズで笑っちゃうでしょ?

★:ホントに煉瓦だらけ! ラモーンな街だ、おぉっ!でした(笑)。


レンガだらけ!

●:学校を観てどう思った?

★:ラモーン達が通ってた頃は、もしかしたらもうちょっとボロっ!だったのかも知れないですけど、こんなにキレイな学校にホントに通ってたの〜?!って思いました(笑)。あと、警備員(?)がウロウロしてて、セキュリティしっかりしてるなぁと。授業終わって出てくる学生達を、たむろするな!って蹴散らしてたし、世の中、物騒になりましたね。

●:学校そのものは昔とほとんど変わってないけど、きれいになってたかなあ。あと、街そのものが、綺麗に整備されてて、ますます閑静な住宅地化してました。

★:そうですか。煉瓦はいいけど、全然ラモーンズのイメージじゃない!


学校もレンガ造りっ!

●:私は1970年にここへ来てみたかったけど、最初に来たのが1986年で、約20年ぶりにまた来ちゃったわけだけど、閑静で綺麗で高級そうな住宅地のイメージは変わらないので、昔からこんな感じの住宅地だったんじゃないかなという気はします。間違ってもスラム街ではないような・・・。

★:あの街で、ラモーン達は絶対にハミ出し者だったに違いない。


警備員の目を盗んでコッソリ潜入!

●:映画 『エンド・オブ・ザ・センチュリー』 の旧友が話をするエリアに近い風景が沢山あったね。飛行機も飛んでいたし。

★:はい。しかし、実際に近い風景の中を歩いてみると、革ジャン着て話すって相当勇気いっただろうな、と。違和感バリバリ(笑)。

●:ここにラモーンズのメンバー達が住んでいたことにすごい違和感があるけど、出身地選べないしね。

★:確かに・・・(笑)。

●:こんなところじゃ当時は相当浮いていただろう。特に70年代ってアイビー・ルックっていうキチンと正装したようなベストとタイみたいな格好がおしゃれな時代だもの。

★:絶対にハミ出し者だ! 間違いな〜い!

●:歌詞にでで来るバーガー・キングも昔はあったよ。なくなってたけど。セブン-イレブンしかなかったね。

★:セブン-イレブンに入った時は、もうクタクタでもうろうとしてましたけど、それでもココがあの切ないラヴ・ソングのセブン-イレブン〜?ってぼんやり・・・ダメだ、こりゃ(笑)。

●:そのセブン-イレブンもこれまたずいぶんと綺麗になってました。

★:時代は移り変わるってことで。


昔からある看板?!

●:マンハッタンから地下鉄で30分あれば行けるからニューヨークに旅行する人は是非行ってみてね。

※フォレスト・ヒルズ・ハイスクールへの行き方
マンハッタンから地下鉄でクイーンズ行きのR(黄色いライン)・V/F(オレンジのライン)・E(青いライン)に乗って、フォレスト・ヒルズ71st駅下車。徒歩約10分。地下鉄は片道どこまで乗っても2ドル。エクスプレス/ローカルとあるので注意。

・オフィシャル・サイト: http://www.mediaworkshop.org/fhhs/fhhs2002/
・住所:67-01 110 Street, Forest Hills, New York 11375

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その他 もろもろの巻
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●:今回私は仕事で4日間の渡米だったんだけど、でもニューヨークをいろいろ観られて良かったよ。

★:私はあっ!という間の2日半でした。ゆきさんとフル活動した日が、たいへんだったけど一番充実してたかも知れません。いろいろ観た中、印象的だったのは?

●:その中でも私にとって最大のダメージがCBGBだね、やっぱ。ラモーンズというのもあるんだけど、ここで写真の勉強したから個人的にも思い入れはある。

★:ゆきさんにとっては、そういう意味でも大ダメージですね。最近、ニューヨークではいいライヴもバンドも観られないようになってきてましたけど、CBGB閉店はかなりの痛手ですよ。でも、数年前、2軒隣にニューヨーク大学のドミトリーが出来た時点で、小ギレイになりすぎて、バワリーももう終わりかなぁなんて感じましたっけ。


整備された運動場・・・

●:物件を売りに出してるから、絶対数年後にはカフェとかネイル・サロンとかになっちゃうんだろうねぇ。場所変えてグッズ屋だけ今も残ってるけど、もうマーチャンダイズで商売してるだけだと、完全に普通の服屋とかわんないよ。ライヴ・ハウスの歴史は無視だから。

★:ホントに・・・汚いところでしたけど、音楽史に残るほどの場所だったのに!(涙)。

●:そういえば、アートゥロのロフトにCBGBの椅子があったよ。もらったんだって。e-Bayに出していた椅子は一体いくらで売れたんでしょうか?

★:あら、ホントですか?! 滞在時間が短すぎて気付かず。さすが、ヴェガ! 30年以上、CBGBから30秒のあのロフトに住んでますからね。重鎮(?)だけに難なく手に入れられるってことで。戦利品!?


ラモーン達もここでドーナツ食べた?!

●:CBGBが消えると、歌詞にもあるアートゥロ・ヴェガのロフトとジョーイ・ラモーン・プレイスだけしかない。あとはどんどんオシャレな街に進化しそうだし。寂しいもんです。アートゥロもいつまでマンハッタンにいるかわからないしね。ここにCBGBがあった事は心にしまっておきましょう。

★:うぅぅ・・・ジョーイ・ラモーン・プレイスのためにも、あのロフトはラモーンズ・ロフトとして残ってほしいっす。当時の面影は残っていなくても、1976年にラモーンズがレコード会社との契約書にサインした輝かしい記念すべきロフトだし! 頼む、ヴェガ!! 手放すなら私がっ!!?(笑)

●:さて、私は今回仕事で渡米したんすが、日本のバンドのライヴを観にいろんな人がきてましたね。まずはCJ。わざわざ車で90分も賭けてマンハッタンまできてくれた。お父さんは今子育てに忙しいのに。

★:へい。気軽に来てくれました。当日、突然のお誘いでしたけど、無視できなかったんじゃないですか?(笑)


とにかくレンガっ!

●:CJは新しく音を作ったらしいけど、今は音楽活動は完全に趣味だと言い切ってたね。「ツアーをやる気はないの?」と聞くと「ないなあ、もう沢山やったから」と言ってたし。もったいない気もするけど、彼はそうゆう人生を選んだから、それはそれでいいとは思うよ。まあ、観たことないファンは、ずっとプレイしてほしいと思うんだろうけど。全盛期のようなCJは期待しちゃ駄目、というかもう、終わったって事だね。

★:そうですね。人生、選択肢はいろいろですから。新しい音って、5年ぐらい前から手がけている自分のバンドのアルバムなんですけどね。ツアーみたいな活動は期待できないですけど、ラモーンなイヴェントで、またベースを弾く姿とカウントを目にできる日もあるかも知れませんね。

●:ルックスも確実に老けた。やっぱモデルとか人前に出て仕事する人は若いというけど、CJもそんな感じかな。でも、子供が大好きで子育てしていきたいとずっと言ってたから、別にルックス云々も言われるすじあいもないよね。歳とればみんな老けますから(笑)。

★:家庭的な人ですから・・・ははは。


アディオス、CBGB(涙)

●:ライヴ会場にはあとは誰が来てた?? ダニー・フィールズいましたね。相当酔っぱらっていたような。

★:いましたねぇ。普段から酔っ払ってるようなのんびりした話し方ですけど、相変わらずでした。ザ50回転ズのドリー君が着ていた「緑のツアーTシャツはないのか?!」と物販ブースまで聞きに来てましたよ。なくて残念。相当気に入ったご様子で(笑)。

●:それから写真家のゴドリスさんも。私とダニーの写真を撮ってくれてたよ。物腰の柔らかい、いいおじさんなんです。

★:ゴドリス氏は写真家なのに、「ボブ・グルーエンの写真撮ってもいいかな?」って確認してましたから(笑)。小心者?! ゴドリス氏にとって、ボブ・グルーエンが大先輩すぎますかね(笑)。見た目は同じくらいの年代のおじさんなんですけど。

●:それからグーフィーの天敵(笑)ロベルタ・ベイリーも居ましたね。ラモーンズのファースト・ジャケット写真を撮った女性カメラマン。カメラ持ったの30年ぶりという(笑)。

★:天敵(笑)。いやいや、敵に回すつもりは全然なかったんですけど、ライヴ会場では一応スタッフとしての責任感から、ルールを守ってくれない人に注意したというか、お断りしただけですよ。そしたらあんなことに! 楽屋のドアをお互い押し合いながらギャーギャー!(笑)しかし、酔っ払ったロベルタ、本性出したなって感じです。「ファック・ユー!」だって(笑)。どのライヴ会場の楽屋入り口でも、入れないとあんな感じだって誰かが言ってましたっけ。「CJよりダニー・フィールズの方が重要人物なのよ!」って、あの 言葉、覚えておきましょうかね(笑)。ま、どうでもいいっす(笑)。

●:忘れちゃ行けないアートゥロ・ヴェガも元気でした。お世話になりました。

★:ヴェガおじさま! ニューヨークへ行く度に、いつもお世話になってます! 今回、時間がなさ過ぎて一緒に遊べなかったのが残念! いつまでもラモーンズ・ロフトの主でいてください!


いくつになってもソレ?!(笑)

●:あとマーキーには会い損なったねえ。残念。「ニューヨークにはいつまで居るんだ?」といろいろ気にかけてくれていたのに。

★:ホント、渡したい物もあったし、向こうも会いたがってくれてたから、ギリギリまでメールでやり取りしてたんですけどね。バルセロナから帰ってこられないんだからしょうがない。またの機会ってことで!

●:トミーには会えませんでしたけど、元気そうで何よりです。

★:頑張れ、アンクル・モンク!(笑)

<END>

2007.05.10

テキスト及び写真 : 畔柳ユキ / Ramones Fan Club Japan (c)RAMONES FAN CLUB JAPAN
ALL TEXT & Photos by (c)yuki kuroyanagi & (c)RAMONES FAN CLUB JAPAN

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